英語通

最短英会話習得法3 初級者の勉強法・会話練習に力を入れる

英語を話す機会を作り実際に練習


ここでは、格安で英会話の練習をする方法、なんとか英語が話せるようになった初級者レベルの方が、効率的に英会話を上達させていくための方法について解説していきます。


カタコトでも英語を話せるようになったら、できる限り多く英語を話す時間を作る事が上達への一番の近道です。しかし、実際に英会話の時間をしっかりと確保している英会話学習者はごく少数であるように思います。

日本で英会話の練習をできる場所として真っ先に思い付くのは、英会話教室だと思います。しかし、費用が高額な事もあって、多くの人は、週に一度、一時間程度しか行っていないはずです。週一時間では、英会話を習得するには少なすぎます。しかもグループレッスンの場合、実際に発言している時間は、授業時間の3分の1以下といった所でしょうから、なおさらです。

しかし、格安で英会話練習を行える方法を使えば、好きなだけ会話練習を行う事が可能であり、週一で英会話教室に行くのとは、比べ物にならない程の短期間で英会話の能力をアップさせる事ができます。

それでは、これから格安の英会話練習法と初級者レベルの方がやるべき勉強について具体的に解説していきます。


1.格安英会話練習法を使い、ひたすら話す


英会話練習の場として最もおすすめなのがフィリピン人が先生のオンライン英会話です。とにかく格安なのが特徴で、1レッスン(25分)あたりの料金が150円以下、毎日50分レッスンを受けたとしても月に一万円以下という破格の値段で授業が受けられます(2013年時点)。

フィリピンと日本では物価、人件費が大きく違うため、これほど格安でも学校側は利益を上げられるのです。円安、ペソ高等の要因により今後授業料が上がる可能性も高いですので、今のうちに試して頂きたいです。

なおフィリピン人の講師達の英語力は、ネイティブでは無いものの、かなり高い水準です。

ネイティブと話さないと英語力が伸びないと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、そんな事はありません。英会話初心者がまず始めに伸ばすべきなのは、会話のスピードです。そして、スピードを伸ばすために会話相手の英語レベルというのは、ほとんど関係ありません。その他の発音、文法などについても、相手の英語が完璧だからといって自然に自分も完璧になる訳ではありません。(多少のプラス効果はありますが、そこまで高くありません。)

相手がネイティブじゃないという理由で、この方法を試さないとしたら、非常にもったいないです。そもそもネイティブの英語を聴くことなんて、インターネットを使えば無料で好きなだけできます。

ぜひ一度オンライン英会話を試してみてください。この値段なら、お金が足りないために練習時間が確保できないという問題が解消でき、思う存分に英会話の練習ができるはずです。

当然、会話練習に使う時間は、多ければ多いほど、早く成長する事ができます。時間に余裕があるのであれば、毎日50分間(25分間のレッスン×2)のレッスン時間を確保してい頂きたいです。とは言え、無理をして多くレッスンを取って、すぐに疲れてやめてしまっては意味がありません。続けられる余裕のある範囲内で練習時間を確保してください。慣れない間は特に疲れますので、最初はレッスンの数を少なくして、慣れてきてからレッスンの数を増やすというのも良いと思います。

(オンライン英会話についての更に詳しい解説は、こちらのページをご覧ください。)


次におすすめなのは、英会話サークルに参加する事です。参加費用が無料から500円程度ですので、こちらもかなり安いです。ただ問題なのは、ほとんどのサークルは週1回程度しか活動していない事です。短期間で英会話を習得するためには、サークルに行くだけでは練習時間が少なすぎます。
(英会話サークルについての更に詳しい解説は、こちらのページをご覧ください。)


また、もし英会話に興味があり、それなりに話す事ができる友人がいれば、その方と会話練習を行ってみるのも良いと思います。すでに述べたように大切なのは、会話相手の質では無く、どれだけ多く会話練習をするかですので、相手がカタコトでも英語を話せるなら、十分に練習効果があります。

2.発音練習も同時に行う 


英語を話す時間をできるだけ多く確保する事が最優先ですが、できれば同時に発音練習も行ってください。

日本人の英語の発音はかなり下手で、そのままでは、難しい会話をしっかりと伝える事は難しいです。
(日本人の発音については、「発音練習が大切な理由」で詳しく解説しています。)

そして、ただ会話練習をするだけでは、発音のレベルの向上はあまり見込めません。まず先に発音記号の全てを一つ一つ理解する必要があるのです。しかし、いったん発音記号を理解してから会話練習に望めば、会話練習中も発音能力の向上が望めます。ですので、なるべく早く発音練習も行って頂きたいのです。

詳しい発音方法については「正しい発音練習法」の所を参照してください。


3.余力があればスッテプ2の続きを


会話練習、発音練習以外にも勉強できる時間がある方は、ステップ2で行った単語、文法、ライティング練習の続きをやってください。

前回の繰り返しになりますが、10秒かかって思いだせる単語、文法は、スピーキングでは役にたちません。簡単な単語、文法ルールから順番に、一瞬で思い出せる単語、文法を増やしてください。また、ライティングの練習の際はスピードを重視して練習してみてください。


以上でスッテプ3の解説は終了です。次の「ステップ4」では、会話を楽しめるレベルになった方が、より正確で洗練された英語を話せるようになるために必要な事を紹介していきます。

ステップ4:英会話を極める

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