洋楽を歌う　英語力・発音を向上させる方法

邦楽の代わりに洋楽を歌う

「洋楽を聴く」のページで書いたように洋楽を聴く事は、無理なく英語を生活の中に取り入れるための良い手段です。しかし、聴くだけでなく洋楽を歌うようにすると更に学習効果が高くなるのでおすすめです。

特に普段からカラオケに行く事が多い方は、邦楽の代わりに洋楽を歌うようにすれば、それだけで英語に触れる時間をだいぶ増やす事ができます。ぜひ英語の歌をカラオケのレパートリーに取り入れてみて頂きたいと思います。

歌う曲のジャンルは自分の好きなもので構いませんので（ただし、あまり早い曲だと歌いにくいと思います。）、ご自分のお気に入りの洋楽の曲を歌ってみてください。

なお、日本人歌手で英語を多用している方達もいらっしゃいますが、日本人歌手の中で英語の発音が良い方は、ほとんどいませんので参考にしないようにしてください。それらしく聴こえる英語の発音でも、大抵は日本語とは違う発音なだけで本当の英語の発音とは程遠いものになっています。

1．洋楽の歌う事の効果・良い点

○楽しみながらできるのが最大の特徴です。趣味の中に英語を取り入れれば、英語学習に対するモチベーションも上がります。

○初めに英語の発音を理解してから歌う事によって、発音を良くする効果があります。（詳しくは下で解説します。）

○発音が良くなると自然にリスニング能力も向上していきます。

2．洋楽の歌う事の悪い点　

○洋楽を歌うことの一番の利点は、楽しみながら英語の力を上げられることです。ですから、歌うこと自体が好きでない人にはおすすめしません。

○人前で洋楽を歌うとカッコつけてると思われ、印象が悪くなる場合もあります。周りからの印象が気になるような場面では歌わない方が無難かと思います。

３．洋楽の歌う事による学習効果を高めるには

「洋楽を聴く」の所で詳しく書きましたが、先に英語の全ての子音、母音を把握しない限り、英語を正しく聴き取る事はできません。

そして、聴き取れないという事は、正しい発音をする事もできず、いくら洋楽を歌っても、それだけできちんと英語を発音できるようになる可能性は低いです。

ですから、洋楽を歌う事による学習効果を高めるには、先に発音練習をする必要があります。（効率的な発音練習の仕方については「正しい発音練習」のページをご覧ください。）

また、自分で歌いながら自分の発音を正しいかどうか判断することは難しいので、歌声を録音して後でじっくり聴くようにすると、より練習効果が高まります。