カラオケ 曲の音程・メロディの覚え方
曲の音程・メロディを早く正確に覚えるには
曲の音程・メロディを早く正確に覚える方法について説明します。最近の曲は覚えやすいメロディの曲が少なく、なかなかメロディが覚えられない方も多いと思いますので、ここで説明するメロディ暗記のコツが役立つと思います。カラオケのレパートリーを増やしたい方にもオススメの内容です。
何となく曲を聴いているだけでは、何度聴いても正確なメロディは覚えられません。メロディを覚えようと「集中して聴く事」が早く正確にメロディを暗記する上で一番重要な事です。当たり前の事に思えるかもしれませんが、これが意外と難しいものです。
カラオケのレパートリーを増やそうと張り切って曲を聴き始めたものの、気が付けば他の事を考え初めていて、曲が全く頭に入っていないという経験のある方も多いのではないでしょうか?
また、覚えたと思った曲でも、いざカラオケで歌ってみると音程が全然合わないという方も多いと思います。
そこで、集中して聴く事によりメロディを正確に覚える方法と本当にメロディを覚えたか確認できる方法を紹介していきます。
他の事をしながら聴かない
新しい曲を早くカラオケで歌いたいと思ったら、できるだけ多くその曲を聴こうと、通学、通勤途中の歩いている時間、家で雑事をしている時間等に曲を聴く方も多いと思います。
しかし、他の事をしなが曲を聴くことは、曲を暗記する上でマイナスになる事も多いです。(個人差もあるので絶対とは言えませんが。)
理由は単純で、曲のメロディを覚える前に、その曲に飽きてしまうからです。
人は楽しい事なら簡単に集中できますが、つまらない事にはなかなか集中できません。聞き飽きた曲を集中して聴く事は難しく、メロディを覚えにくくなります。
曲を楽しめる間が、メロディを覚えるのに最も適した時間だといえます。他の事をしている状態で覚えたい曲を聴いてしまうと、メロディを覚えるための絶好のチャンスを無駄に浪費していると言えるのです。
これは、新曲だけでは無く、久しぶりに聴いた曲にも言える事です。久々に聴いた曲ならしばらくの間は楽しめる事ができるはずです。その間に集中してメロディを覚えるようにしましょう。
プロモーションビデオを見る
個人差がありますが、PV(プロモーションビデオ)を見て覚えると、より早く正確にメロディを覚えられる事が多いです。
シングル曲であれば、インターネット上でPVが公開されてい曲も多く、手軽にPVが見れますからぜひ試してみください。
メロディを覚えるには、聴覚だけに集中できるように目を閉じて聴く方が良いという考えもあり、実際その方がメロディを覚えやすい方もいると思います。
しかし、目を閉じると、いつの間にか明日の予定や昨日の出来事について考え始めてしまう方も多いはずです。そういった方にはPVを見て覚える方法が合っている可能性が高いです。
人間は視覚に頼っている生き物で、何かを見る事の方が、何かを聴く事よりも集中しやすく、余計な事を考え出さずに済むものです。
もちろん、ただ見ているだけではなく、メロディを覚えようという意識は必要です。PVを見ていると映像だけに集中してしてしまいそうに思えますが、少し意識するだけで意外に音の方にも集中でき、メロディを簡単に覚える事ができます。
音量は大きめに
曲を聴く時は音量を大きめにした方がメロディを覚えやすいです。小さな音量の時より自然と音楽に注意が向きやすくなります。
ただし、大きすぎる音量で聴くと難聴になる可能性があります。当然ながら難聴は、歌う上で大きなハンデキャップになります。ほどよい音量で聴くようにしてください。
少し話がそれますが、電車の中や街中で音楽を聴く場合、周りの騒音に負けないように、ついついヘッドフォンの音量を上げがちになります。騒音を完全にかき消す程の大音量で音楽を聴くと、耳への負担がかなり大きいです。周りの音がうるさい時には、意識して音量を控えめにする事をオススメします。
詞を覚えないようにする
曲のメロディは覚えられないけど、詞はすぐに覚えられるという方は、詞の方に注意が向き過ぎていて、メロディに注意が行っていない可能性が高いです。
そういう方は、思い切って、詞は完全に無視して、メロディラインだけに集中するように意識してみましょう。そうする事で今までよりもしっかりと音程を把握できるようになるはずです。
アカペラで歌う
曲を覚えたかどうかの確認は、歌詞だけを見てアカペラで歌う事がオススメです。歌う時の声のボリュームは小さくて構いません。
しっかりメロディを覚えていない所は、歌詞だけ見てもメロディが全く思い出せませんので、覚えている箇所、覚えていない箇所がすぐに分かります。
覚えていなかったパートだけを何回も聴くようにすると、より効率的に曲のメロディを覚えられます。(パソコン等を使えば、簡単に一つのパートのみを繰り返し聴くことができます。)
カラオケで歌う
メロディをどれ位覚えたかの最終的な確認は、カラオケが一番です。
最近のカラオケ機器(ライブダム、ジョイサウンドf1、プレミアダム、クロッソ)は、全て正しい音程と自分の声の音程を画面上に表示させる機能(精密採点DX、分析採点Ⅱ等)がありますので、どこの音程を間違えたのかがすぐに分かります。
メロディを覚える目的では、ライブダムを使うのが一番オススメです。正解とされる音程が原曲に近いですし、音程の精度の平均点も見れるので、自分の音程の精度が人と比べてどの程度なのか分かります。
その次にオススメなのは、ジョイサウンドf1です。かなり細かい音程まで表示してくれるので、細かな音程のズレを確認するのに向いていますし、その。ただ、正解の音程が原曲よりも簡略化されている事が多いのと、音程のズレが大きいと、しばらくの間、自分の声の音程が表示されなくなるのが残念な点です。
上手く音程が合わなかった箇所を集中して聴くようにすれば、効率的に正確なメロディを覚える事ができます。
色々な曲のメロディを覚えれば覚える程、新しい曲のメロディをより簡単に記憶できるようになります。最初の内は覚えるのが大変かもしれませんが、頑張って一曲ずつ正確なメロディで歌える曲を増やしていきましょう。
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