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精密採点DX攻略法 ‐カラオケ LIVE DAM(ライブダム)

精密採点DXで高得点を取るには

このページではテレビ番組「関ジャニの仕分け∞」の「歌ウマ軍団のカラオケ対決」のコーナーや「お願い!ランキング」等でも使用されているライブダム(LIVE DAM)の精密採点DXの攻略法について解説していきます。

精密採点DXで高得点を取るには、しっかりとした歌唱力が必要となってきます。しかし、採点で重要視されるポイントを押さえれば、ある程度の得点アップは望めます。

また、得点アップのための裏技のようなものもあります。ここでは、それらも含め精密採点DXで高得点を取る方法について紹介していきます。

精密採点DXの攻略1 音程


まずは、自分の声の音程を示す黄色いバーを画面上に表示されている正解の音程に近づけていく必要があります。ここで正解とされる音程は、本当の歌手の歌っている音程とは、多少異なりますので、画面上に表示される音程に合わせて歌う必要があります。


黄色いバーがほとんど正解の音程にいくようになったら、今度はもっと細かく音程を調整していく必要があります。黄色いバーは、音程を大雑把に表したものなので、全て正解の音程のところにいっても、音程の正解率が80%程度にしかならない事もあります。実際に採点に関係あるのは、黄色いバーが正解の音程から外れた回数では無く、結果表示出てくる音程の正解率の方ですので、注意が必要です。


更に高得点を狙うには、下の図で示した青い光で表される細かい音程を、正解の音程に合わせる事を目指して練習していく必要があります。ここで、青い光の中心を合わせる位置は黄色いバーの中心では無く、黄色いバーの上端あたり(正確には上端より少し下の微妙な位置です。)になりますので、注意してください。青い光が黄色いバーの上端あたりを通っていくようにすると高い音程正解率を獲得できます。

ライブダムの音程表示画面


どこの部分の音程が何%程度正解だったかは結果表示画面の2ページ目に出てきますが、それだけだとどのメロディで失敗ているかは少々分かりづらいはずです。そこで、各ページが切り替わる時に、左から右に流れてくるキラキラした光の色を見ると、その問題が解決できます。
ライブダムの精密採点DXで出てくる赤いキラキラ

この光は、そのページ(正確には前のページの終わる少し前から現在のページの終わる少し前まで)の音程正解率を示しています。音程の評価は、光無し→青→赤→黄→虹色の順で高くなっています。それぞれの光の色が表す音程正解率は、公表されてはいませんが、おそらく、光無し:60%未満、青:60%以上、赤:70%以上、黄:80%以上、虹色:90%以上であると思われます。正解率の低い部分を重点的に練習していけば、得点アップを望めます。


精密採点DXでは、巻き戻し機能を使う事もできますので、苦手な部分だけを巻き戻して、繰り返し歌えばすれば、より効率良く練習する事ができます。(巻き戻した部分は、採点結果反映されなくなるので、この方法はあくまで練習の時用です。)


音程のバーは、長ければ長い程、全体の評価を占める割合が大きくなります。音感に自信の無い方は、短いバーは無視して、長いバーの音程を合わせる事に集中した方が、音程の正解率が上がります。また、音感にある程度自信のある方でも、長いバーにより集中するようにすると音程の評価アップが見込めます。画面上の音程は、ほぼ合っているように見えるのに、なぜか音程の評価が低い時には、長いバーの所でわずかに音程がズレ続けている可能性が高いです。長いバーの場合は、半音よりも小さな音程のズレでも、かなり評価に響いてきます。上級者の方は、長いバーの音程は、完璧に合わせられるようにしてください。


テンポが遅い曲程、採点がシビアになる傾向があります。音感に自信が無いのであれば、テンポが速く、なおかつ音程の上下が少ない曲を選んだ方が高評価を取れます。


また、音程が高くて、最高音を出すのが厳しい時には、歌いやすい音程に下げた方が確実に高得点を狙えます。(音程の上げ下げは採点結果の点数に関係ありません。)

精密採点DXの攻略2 表現力


ここから表現力を上げるための解説をしていきますが、その前に一つ注意があります。表現力の項目は、本当の歌の上手さと最も関係が無い項目ですので、本当に歌の実力を上げたいと考えている方は、あまり無理してここの評価を上げようとしない方が良いと思います。

表現力は「抑揚」の大きさと「しゃくり」、「こぶし」、「フォール」の回数で評価が決まりますが、本来、抑揚は大きければ大きい程良いというものではありませんし、しゃくり等の回数も多ければ多いほど良い訳ではありません。

しゃくり等を自在に使いこなせるのは良い事ですし、抑揚が小さすぎると一本調子で魅力に欠ける歌になるので、この項目も歌の上手さに無関係では無いです。しかし、評価をMAXにしようとすると、(曲にもよりますが)抑揚を異常に大きくしたり、しゃくり等を異常に多く入れたりする必要があるため、不自然な歌い方になってくる可能性が高いです。

テレビでしっかりと実力のあるプロが精密採点DXに挑戦しているのを見ても大抵この項目の評価だけがかなり低くくなっています。

ただ、歌の実力にあまり関係無いという事は、逆を言えば実力が無くても高い評価を狙えるという事でもあります。ですので、実力以上の高得点を狙いたいという方は、一番力を入れるべき項目です。

表現力の評価を上げるためには、「抑揚」の評価が重要になってきます。しゃくり等の回数の配点は低くく、無理に入れようとすると、音程の評価が下がる恐れもあるので、かなりの高得点を狙う方以外は無理に数を増やそうとしない方が良いです。95点より上の点数を狙うのでなければ、しゃくり等は気にする必要はありません。(テレビ番組では、しゃくり等の回数が凄く重要かのように解説していますが、あれは、番組を盛り上げるための演出にすぎません。)

表現力の評価の内訳は、抑揚の評価が85%程度かそれ以上、しゃくり等の回数の評価が15%程度かそれ以下だと思われます。ですので、しゃくり等を無理に増やそうとするより、抑揚の評価を1目盛上げようとする方がはるかに簡単に得点を伸ばす事ができます。

ここでの抑揚とは、音量がどれだけ変化するかという事です。ここで良い評価を取るためには、意識して音量を変化させる必要があります。高音の所では、大きめの声で歌い、低音の所では、なるべく小さな声で歌うようにしましょう。

ただし、本来は、高音で叫ぶような歌い方はあまり良くないと言われています。喉を痛めやすいので、決して無理はせず、もし喉が枯れてしまったら、すぐに歌うのを止めるようにしてください。また、実は声量を上げれば上げる程、高音は出にくくなります。まず、高い音が出るようになってから、徐々に声量もアップさせていくというのが本来の練習方法です。より高い音を出せるようになりたいと考えている方は、この項目はあまり気にせず練習した方がいいかと思います。

抑揚の評価は、曲中の一番小さい音と大きい音の差を評価している訳では無く、一定期間毎に分けて音量の差を判定をしていますので、全体を通して抑揚を大きくする事が必要になります。

音域の広い曲では、普通に歌っているだけでも、抑揚が大きくなりやすいですが、音域の狭い曲では、普通に歌うと抑揚が小さくなりやすいです。音域が狭い場合、不自然な程、音量に差を付ける必要があります。

もし曲の中にファルセット(弱く、か細い裏声)や伴奏の音が小さいくなっている所があれば、より小さな声で歌ってみるようにしましょう。割と自然に音量の差を付ける事ができます。

裏技的な方法ですが、自分で勝手に曲をアレンジすると抑揚を付けやすくなります。例えば、元の曲で最高音がファルセットで出している所を地声で歌い、大きな音量を出せる所を作ったり、逆に本来地声で歌う所をファルセットで出して小さな音量を出せる所を作ったりする事ができます。

また、抑揚は、マイクやカラオケ機器本体の設定、調子の影響を受けやすい項目です。特に、マイクの電池が少ない時は、抑揚が極端に低く判定される事があるので、注意が必要です。いつもより、抑揚が極端に低く表示された場合は、まずマイクを変えてみる事をオススメします。

精密採点DXの攻略3 リズム


リズムの項目は伴奏をしっかり聞いて歌うタイミングを合わせる事が重要になってきます。

採点結果は、「走り」(本当のタイミングより早く歌う事)と「タメ」(本当のタイミングより遅く歌う事)の中間が一番良い評価という事になります。

正確なタイミングで歌えるのが一番ですが、「タメ」よりも「走り」の方が減点が大きいので、「走り」になりがちな方は、少し「タメ」ぎみで歌った方が良い評価を狙えます。


リズムで良い評価を狙う時に最も肝心なのは、各フレーズに入るタイミングです。フレーズの途中のタイミングが少々ズレていてもあまり大きく減点されることはありません。ですので、ラップ等のリズムが難しい曲の場合でもフレーズの入るタイミングさえ正確であれば、割りと簡単に高い評価を手に入れる事ができます。


他の項目と比べ、高評価が取りやすい項目なので、できるだけ減点を少なくできるようにしましょう。

精密採点DXの攻略4 ビブラート


昔のカラオケの採点機能では、ビブラートは長ければ、長いほど高得点になる事が多かったですが、精密採点DXでは、必要以上にビブラートをかける必要はなく、ピンポイントでビブラートをかけるだけで高得点を狙えます。


ビブラートは、「合計時間」よりも、「上手さ」の方が重要になっており、短くてもいいので安定した綺麗なビブラートをかける事が、高得点を取る秘訣です。ただし、ビブラートの合計時間が1秒未満の場合は、「上手さ」の評価が0になってしまうので、最低1秒は、ビブラートをかける必要があります。普段ビブラートをかけずに歌っている方は、高得点を狙うならビブラートを綺麗にかけやすいポイントを探し、1曲に1秒以上は、どこかでビブラートをかけるようにしてください。

人によって、ビブラートをかけやすい音程は違います。自分の得意な音程を把握し、そこでビブラートをかけるようにしてください。また、ある程度長く声を伸ばす所でないと綺麗なビブラートをかける事は難しいので、短く伸ばす所ではビブラートはかけない方が高評価を狙いやすいです。


ビブラートをかける事のできない方のための裏ワザとして、マイクの持っていない方の手の肘を曲げて、上下に激しく揺らすという方法があります。この方法を使うと機械にビブラートをかけていると判定させる事ができます。(これはこれでちょっと難しいかもしれませんが。)


精密採点DXでは、ビブラートの「タイプ」も判定され、ビブラートのタイプは、ボックス型、上昇形(D)、下降形(E)、縮小形(F)、拡張形(G)、ひし形(H)、ノンビブ形(N)の7種類があります。ボックス型は、声の揺れる周期と揺れる幅で、更に細かくA-1~C-3の9種類に分けられています。揺れる周期が早いとA、遅いとC、その中間だとB、音程が揺れる幅が小さいと1、大きいと3、その中間だと2になります。


タイプは、直接点数に関係せず、違うタイプでも、「上手さ」の評価が同じであれば、総合得点への加点も同じになります。しかし、タイプが違うと、音程、安定性、ロングトーン等の項目への影響が変わってきますので、間接的に総合得点に影響してきます。ボックス型で、揺れる周期は遅め、音程の揺れる幅は大きめの方が他の項目への悪影響が少く、総合得点を伸ばしやすいようです。(ただし、ビブラートのタイプを意識的に変えるのは難しいですし、そこまで影響は大きくないので、あまり気にしなくてもいいかと思います。)

なお、ビブラートを綺麗にかけるためには、ある程度、声を長く伸ばせる箇所が必要になります。全くローングトーンが無い曲だと、高評価を取るのが難しくなります。


ビブラートの練習方法は、下のリンク先に載せていますので、ビブラートを習得したい方はこちらもご覧になってください。

ビブラート練習法

精密採点DXの攻略5 安定性


「安定性」の項目は、「震えがち」だと評価が低く、「まっすぐ」だと評価が高くなります。

採点結果の2ページ目の画面には、10段階で表示されていますが、実際には100段階で評価されています。100段階の評価の正確な数字を知るためには、DAMの会員登録をして、「DAM☆とも」の採点結果を見る必要があります。しかし、結果表示の1ページ目のグラフを見れば、100段階の評価も大体知ることができますので参考にしてみて下さい。


感情を込め過ぎて声が不安定に震えてしまうと減点になりますので注意してください。また、高音を出す時に声がかすれてしまっても減点対象になります。最高音で声がかすれてしまうようであれば、キーを下げた方が評価を上げる事ができます。

安定性を高めるには、しっかり息を吸い、腹式呼吸で歌う必要があります。

ビブラートを綺麗に安定して出せる方の場合は、ビブラートを長く出すほど安定性が上がる傾向にあります。逆にビブラートが安定してないとビブラートを長く出すほど安定性が下がってしまいます。


腹式呼吸については下記のリンクを参照ください。

腹式呼吸のやり方 練習法

精密採点DXの攻略6 ロングトーンの上手さ


「ロングトーンの上手さ」とは、一回の息で同じ高さの音を長く発する上手さの事です。

高得点を目指すには、腹式呼吸で、音程を安定させる必要があります。長く伸ばすところは、一定の息の量を保ち、音程がふらつかないように意識すると、高評価を狙えます。こちらの項目も感情をこめ過ぎて不安定に震えたり、声がかすれたりすると減点になる可能性があります。

長い音程のバーの所では、途中で歌うのを止めても点数に影響は出ないようです。息が続かないのに無理に最後まで歌うとロングトーンや安定性などの評価が下がる可能性が高いので、無理をせず途中で切り上げてしまった方がよさそうです。

人により、得意なロングトーンの音程は違います。サビの部分であれば、上手くできる方もいれば、低音の方が得意な方もいます。自分の得意な音域にロングトーンが集中している曲を選んだ方が得点アップを望めます。

当然ながら、ロングトーンの全く無い曲では、ロングトーンの上手さをまともに評価をしてもらう事ができません。こういう曲の場合、かなり低い評価になってしまう事が多いので、多少はロングトーンのある曲を選ばないと高得点を取りにくくなります。

精密採点DXの攻略7 高得点を取るための機械の設定 


カラオケで高得点を取るための機械の設定についてです。

ミュージック音量、マイク音量は、大きくしすぎないようにしてください。これらの音をマイクが拾ってしまうと、採点に悪影響が出る可能性があります。特に、自分の立っている後ろにスピーカーがある部屋では、これらの音を拾ってしまう可能性が高いので注意が必要です。

しかし、あまり音量を小さくし過ぎると、メロディを聴きとりにくくなり、音程を合わせづらくなりますので、ほどほどの音量がベストかと思います。

ただ、ミュージック、マイクの設定により、大きく悪影響が出る事は少ない思われますので、あまり神経質になる必要もありません。


エコーレベルの設定が、最も重要であり、高得点を狙うなら0にする事をオススメします。

そもそもエコーをかけると上手く聴こえる主な理由とは、エコーにより全体的に声をぼかし、音程のミスなどを目立たなくするからです。ミスに気付かないという事は、それを修正する事ができなくなってしまうという事です。

ですので、カラオケで高得点を狙う方に限らず、歌を上達させたい方はエコーを切ってしまった方が練習の効率が上がります。

精密採点DXの攻略8 高得点の出る曲 


音程を上手にとるのが苦手な方は、テンポが早く、なおかつ音程がほとんど変わらない曲が向いています。音程がほとんどが変わらないラップ部分が多い曲であれば、音感が無くても、少し練習すれば高い音程正解率が狙えます。(もちろん、ラップでも音程の変化が素早く上下する曲であれば、難易度は高くなってしまいます。)

上にも書きましたが、スローテンポの曲ほど、音程の採点が厳しくなります。スローテンポの曲だと音程があまり変化しない曲であっても、高い音程正解率はとりにくいです。実際歌ってみると分かりますが、歌いやすい曲と言われている「スピッツ」の「チェリー」のような歌でも中々高得点を取れないはずです。

ただし、音程に自信があり、なおかつ95点以上の高得点を狙う方には、スローテンポの曲の方が向いています。ラップのようにテンポの速い曲では、ある程度高い評価までは簡単に上がりますが、途中から評価を上げるのが極端に難しくなります。テンポの早い曲で、きちんと歌詞を発音した場合、どうしても狙っている音程から少しズレてしまいますし、テンポが早いと安定性、ロングトーンなどの他の項目でも安定して高評価を取るのは難しくなります。


音楽のジャンルで言えば、演歌は高得点を取りやすいです。本当に歌の実力がある方であれば、ここに書いてあるような攻略方法を知らずに、普段どおり歌っても95点以上の高得点をわりと簡単に取れるようです。


採点結果のページに平均点が出てきますので、それも高得点の出やすい曲なのか見極めるための目安になります。よく歌われるJ-POP等のジャンルでは、普通の難易度の曲で平均点80点程度です。平均85点だとかなり高得点の出やすい曲、平均75点だとかなり高得点の出にくい曲と考えられます。

ただ、人によって、苦手とする項目が違うので、高得点の出る曲も異なってきます。最終的には、何曲か歌った中で、高得点の出た曲を何度も練習していくのが良いかと思います。

精密採点DXの攻略 100点満点について 


実は、ライブダムの精密採点DXで100点満点を取る事は可能です。もちろん、その難易度はかなり高くプロ並の実力に加えて、精密採点DXの判定基準に合わせた歌い方を研究する必要があります。

音程などの各項目を100点満点とすると全5項目で500点満点になる訳ですが、最終的な得点で100点満点を取るためには、全ての項目で100点を取る必要はありません。

500点中490点以上くらいがボーダーラインと言われています。ただ、通常の5項目以外にも隠れ採点基準として「倍音成分」があると言われており、倍音を多く含んだ声をしっかりと出せる事も100点満点を取るための必須条件と言われています。

難しい説明を省くと、倍音成分が多い声とは、よく通る響く声の事であり、どれだけ響く声を出せるかが隠し採点項目になっている可能性が高いという事です。

その他にも隠れた基準があるかもしれませんが、詳細は分かりません。

ちなみに、100点満点を取った時は、点数の色が虹色で表示されます。また、90点以上を取ると点数発表時の効果音が変わり、95点以上では更に別の効果音になります。

100点を狙うのは相当難しいですが、90点、95点ならば努力すれば届く点数だと思います。90点、95点を越えた時の効果音を聴く事を楽しみに練習してみるのも良いかと思います。


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