ハウリングの原因は、スピーカーから出た音をマイクが拾ってしまう事です。
通常は、マイクが人の声を拾い、アンプがその声を増幅、増幅された音がスピーカーから出てくるという仕組みになっています。
ところが、マイクがスピーカーからの音を拾ってしまうと、マイクがスピーカー音を拾い、アンプがその音を増幅、増幅された音がスピーカーから出てきて、その音を再びマイクが拾うというループが発生します。このループにより、音が増幅され続け、あの「キーン」という大きくて耳障りな音が生まれてしまいます。
カラオケでハウリング現象を無くすための対策としては以下のようなものがあります。
●マイクの音量を小さくする。
●マイクをスピーカーから遠ざける。
●マイクを2本ともオンにしない。
●マイクを地面と水平に近い角度にして持つ。(スピーカーの音を拾いにくくなります。)
●マイクをスピーカーの方に向けない。
●マイクの先の方(丸い部分)を握らない。(本来、マイクは正面方向の音しか拾いませんが、先の方を握ると全方向からの音を拾うようになり、結果としてハウリングを起こしやすくなります。)
これらの対策を取れば、ハウリングの発生を防止する事ができます。
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